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ディスクジョッキー

こんにちわ。藤井寺店のじぇんとる1501.gifです。。


今日のお手紙は、大阪市西淀川区のペンネーム 目ばちこラビットさん(28歳)です。。

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あきらは、電車に揺られてふと見上げた今日発売の雑誌の吊り広告の見て決心した。 
 
 
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あきらは、28歳のサラリーマンで今現在付き合っている女性がいる。
自宅から近い小さい本屋さんで働いている1つ年下の女性だった。

2人はドラマのような出会いであった。。

付き合って4年。
彼女はとてもおとなしい性格で、あきらに安らぎを与えてくれる。

どこにでもいる一般的なサラリーマンのあきらの休みは日曜日で
彼女は日曜日が休めなく、平日が休みであり
1日一緒にいることがなかなか出来なかった。
彼女の仕事が終わった後、自宅で一緒にご飯を食べたり、
近くの映画館もあるショッピングモールに行ったりして愛を育んだ。

あきらは彼女とこれからもずっと一緒にいたいと思っている。
彼女も口には出さないが、そう思ってくれているだろう。

もともと内気なあきらは、彼女にプロポーズすることが出来ず、
勇気のない自分に落胆する毎日だった。
 

 
 
 

今年は彼女の誕生日が日曜日であり、彼女は仕事のはずだった。
しかし、あきらは彼女の誕生日を機会にプロポーズをする計画をたてて
いたので、無理を言って彼女に休みをとってもらうよう頼んだ。

彼女は普段、そんな無理を言わないあきらが半ば強引に頼んできたので
うすうす感づいたようだった。。
オーナーにお願いし、休みを貰うことが出来た。

そしてその日、午前10時に駅で待ち合わせ。。
普段では行くことのない神戸に。。
マクドナルドでランチ。ウィンドショッピングを楽しみ、
彼女に誕生日プレゼントを購入。
本当は指輪を買いたかったが、そのことを伝えることが出来ず、
そして彼女も自ら指輪が欲しいということが出来ず、
かわいいキャラクターのぬいぐるみをプレゼントしたのだった。
そして、夜は海の見えるレストランで食事。
・・・・そのまま、電車に乗って帰宅することになった。
 
 
 
 

2人が乗っていた車両は、日曜日のせいか、スーツ姿の人間で
埋め尽くされている普段とはちがい、
若いカップルが数組、親子連れが1組いるだけだった。

2人の会話は殆どなかった。

 
歩き疲れたということもあったが、少なくともそれだけが原因ではない。
何度もチャンスがあったのにプロポーズ出来ない自分が情けなく思えた。
 
彼女も、そんな自分にがっかりしていることであろうと思えた。

今現在この電車の中でもプロポーズすることが出来たが、
あきらには勇気がなかった。
 
彼女はぬいぐるみの入った紙袋をひざの上に乗せ、
大切そうに抱きしめていた。

2人は特別な日になることは無く、そのまま家路に着いた。

・・・・・・・次の日は、普段通りの1日だった。普段通りに仕事し、普段通りに帰りの電車に乗った。。

仕事帰りの電車の中、2人の出会ったときのことを思い出した。

休日に自宅近くの本屋に入った。
経営しているオーナーとアルバイト1人の小さい本屋だった。
本屋に行くことは日常生活では殆どなかったが、会社の社員旅行の幹事を
任されたあきらは旅行雑誌を購入しに出向いたのであった。


適当な雑誌を手にとり、会計するためレジに向かった。。そのレジに彼女が居たのだ。
お金を出そうとする時、財布が無いのに気付いた。

財布を家に忘れてきたと思い、そのまま伝えたら恥ずかしいとあきらは考え、
『やっぱりこの本やめときます。。』と言って、足早に店を出たのだった。
 
あきらは顔を真っ赤にして自宅に帰り、部屋のなかで財布を探した。
しかし、財布は見つからなかった。

その日の晩、玄関のインターフォンが鳴った。

今日訪れた本屋のレジの女性が、立っている。
『店内に落し物の財布があると他のお客さんから届出がありまして、
 失礼かと思いましたが、中を見たら免許証が入っていたから。
 丁度帰り道でしたので無いと困ると思って。』

・・・・・そんな出会いだった。

そして昨日のことを思い出し、自分に嫌悪感を覚え、天を仰いだ。

そして、見上げた今日発売の雑誌の吊り広告の見て決心した。 
 


電車を降りて急いで、自宅方向に向かった。
自宅に帰るのではない。

そのまま、彼女がいる本屋に向かっているのだ。

閉店に間に合うかどうかという時間だった。

ビジネスシューズが急ぐ脚の邪魔をした。
ネクタイが、息の上がっている呼吸の邪魔をする。
信号機の赤が長く感じる。


本屋の看板に灯りがともしていることが確認でき、
僕はそのまま、店内に入った。
オーナーは不在のようで、彼女1人だった。

あきらは今日発売の雑誌に手を伸ばし、
レジに向かった。

『財布を落とさないように気をつけて走ってきたよ。』

と、深呼吸をしながら話した。

そして、今日発売のウェディング情報誌『ゼクシィ』を彼女に手渡したのだった。

『結婚して下さい』

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こんにちわ。藤井寺店のヘンタイ1501.gifです。。

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