★沈まぬ太陽★
ブログの更新もなかなかできていないなか
そしてメディアでは菅VS小沢から菅内閣発足との話題と
押尾学の公判の話題と判決の話題にと移り変わっているなか
小説「沈まぬ太陽」5冊を一気読みをしてしまいました・・・
(現在3話が行方不明になっていますが)
昨年映画化されたそうですが、日本航空をモデルとした上層部の
腐敗、組合との対立、権力争いなどが描かれています。
JALといえば誰もが憧れ、私の就職活動の頃は常に人気就職先
では1位でした。
小説は高度成長期のインフレ経済の頃の話なので、まさに私も
その頃に企業で働き、同じような境遇をみてきたような気がします。
かのいう私も「アテンションプリーズ」で憧れた会社だっただけに
組織内部の腐敗に驚きそしてショックをうけました。
そしてその会社の腐敗の結果があの1985年8月12日のジャンボ
機御巣鷹山墜落事故だったんだと思います。
520人もの犠牲者をだしたにもかかわらず会社の上層部の思考
は反省もなくかわらぬままに・・・
現在JALが会社更生法を適用することになった今、この小説に
書かれている内容が恐ろしく、あまりにも現実化すぎます...
かなり長編ですが、是非一度読んで頂きたい小説です。